めでたく内定をもらっても、そこで終わりじゃないぞ。やるべきことは沢山あることを覚えておけっ。入社までに準備すべきことを教えてやる。
内定が決定した後、入社までにやるべきことは多くあります。新卒の場合は、社会人としての一歩目になる日であり、人生の大きな節目となる日です。失敗しないように万全の準備をして対応をしましょう。
内定し実際に働くとなると、会社側から必ず雇用契約書というものが渡されます。渡されるタイミングは、会社によってまちまちです。
基本的には入社日から適用される契約となるため、その前に手元に渡り、内容を確認し双方合意が取れたら、契約の締結をしておきます。会社によっては、入社日のときに契約締結をすることもあるため、事前に確認をしておくと良いでしょう。
ここで注意しておきたい点は、就業場所や転勤有無など細かいところまで確認をしておくことです。小難しい言葉で説明がされているため、理解が難しいところもあるかもしれません。しかし、非常に大事な部分で、就業後に自分自身の不利益を生じる内容があることもあるため、蔑ろにせず確認することが大切です。
分からないことがあれば、遠慮せず質問をすると良いです。積極性を重んじる企業は多いため、逆に質問をすることで評価アップに繋がることも多々あります。
給与に関しても、雇用契約書に記載されています。家族手当のルールだったり、昇給制度の説明だったり、ボーナスの計算方法だったり。
全く理解せずに入社しても、一般的な企業であれば、ごく普通の給与形態の場合が多いことは事実です。しかし、細かく見ていくと、一般社員の場合、昇給の頭打ちが低い場合があることもあります(一般社員の基本給は最高で25万円で、これ以上の給与アップができないなど)。
そうなると出世競争に参戦しないといけなくなってきます。このような競争に参戦したくない場合は、昇給制度もしっかりと確認をしておきましょう。
また、賃金も含め、あくまでも会社と自分自身の「契約」になります。賃金が低いと感じれば、交渉をして給与アップも可能ではありますが、一般的には会社に対してのイメージが悪くなる可能性を懸念してしないことが多いようです。もしどうしても給与アップの交渉をしたい場合は、節度を持って、がめつかないように注意をする必要があります。