プログラミングを失敗したときのプレッシャーがデカいが、そのぶん「ものづくりをしている」という感覚を得やすいのがマシンオペレーターの仕事だな。
マシンオペレーターというお仕事をご存知ですか。製造業には欠かせないマシンオペレーターの仕事内容や、マシンオペレーターはどんな業種で活躍できるか、マシンオペレーターの苦労ややりがいなどについてまとめました。
マシンオペレーターとは、「マシニングセンタ」という工作機械を操作して製品を作る仕事です。「マシニングセンタ」は、複数の加工を同時にこなせるので、数種類の工具を自動的に交換しながら作業ができます。コンピューターで動くので、1ミクロン単位の精密な加工ができるという特徴があります。
マシンオペレーターは、マシニングセンタに数値などの情報を入力したりし、製品を作ります。
マシンオペレーターの仕事は、金属加工だけでなく樹脂などの加工も行います。家電や精密機器、公共設備など幅広い範囲の業種であります。マシンオペレーターはマシニングセンタに情報を入力し、製品を作り上げる仕事なので、女性も多く活躍しています。
マシンオペレーターは、自分でプログラムを組んだり、段取りを決めたりできるので、イチからものづくりをしているという達成感を味わうこともできます。幅広い業種で活躍できる仕事なので、作るものによっては自分の作ったものを毎日目にすることができたり、ふと出かけたときに目にしたりと、思わぬところでも達成感を感じることもできます。
ただし、段取りを間違えてしまったり、情報の入力を誤ってしまったりすることで、大きな損失が出てしまうこともあるので、慎重さも求められます。
マシンオペレーターの仕事内容はシンプルなので、未経験からも始められる求人募集が多くあります。もちろん正社員雇用のマシンオペレーターもありますが、基本的には短期間の募集や非正規での雇用が多い職種でもあります。
モノづくりには興味があるけど、資格も経験もないという人や、ロボットが好きな人などはマシンオペレーターの仕事に向いていますので、製造業に興味がある人はマシンオペレーターから始めてみるのも良いかもしれません。