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ピッキング

まぁ、ライン工Lv.1の仕事だな。でも効率化の工夫が奥深くて、Lv.99の仕事でもあるんだよなぁ。

ピッキングという仕事をご存知ですか。未経験からも始められ、幅広い業種で活躍できるピッキングの仕事内容やメリットなどについて、詳細をまとめました。

ピッキングの仕事内容を簡単にいうと・・・

ピッキングは、大型の倉庫や工場といった、大量の製品を保管している場所で行います。
伝票や指示書などの製品名や数をチェックし、その通りに製品をピックアップしていくお仕事です。中には重いものもありますが、基本的には1人で作業を行うので自分のペースで進めることができます。

引用元:youtube
https://www.youtube.com/watch?v=_Mq4kL12YdI

ピッキングの仕事のメリットとデメリット

ピッキングのお仕事は、ほぼすべての工場に存在し、更に未経験でもやりやすいお仕事です。しかし、必ずしもメリットだけではありません。

ピッキングの最大のメリットは、シフトが選びやすく、時間帯なども柔軟に対応してもらえることが多いという点と、作業内容の割に時給が高めという点です。

しかし、ピッキングは倉庫や工場での作業となりますので、空調面では快適とは言えません。夏は暑く、冬は寒いという環境で作業することになるので、できる限り自分で調節できるよう、飲み物や着るものをしっかり用意する必要があります。

ピッキング職の苦労ややりがい

ピッキングの仕事は、注文書に従ってピッキングするものや、指示書に従って部品などをピッキングするものなどがあります。工場内の場合は、自分がきちんと作業をすることで生産ラインが円滑にまわるため、その点でやりがいを感じる人もいます。誰でもできる仕事と思われがちですが、スピードや正確さ、作業効率など工夫次第で他のラインの作業効率を上げることもできる、縁の下の力持ちでもあります。真夏や真冬は環境面で苦労することも多いですが、着るものなどで調整しながら作業をしている人がほとんどです。

ピッキング作業は効率化のコツがある

伝票ごとにピッキングをする「摘み取り」や、出荷先ごとにピッキングする「種まき」というように、どんな方法で作業をしていくと効率が良いかを考えながら作業をすると効率が上がります。そして商品の場所を覚えるのももちろんですが、倉庫内のルートもしっかり把握することも効率化のカギとなります。

ピッキングの仕事をするのはどんな人

ピッキングの仕事は未経験でも始められるため、圧倒的にアルバイトでの雇用が多い特徴があります。そのため、学業の傍ら働いたり、夢を追いかけながら働くという人も少なくありません。働き方によって年収は異なりますが、時給の場合は1000円~1200円ほどと、高めの設定になっている場合が多いです。