オネーチャンに仕事を聞かれたとき、「〇〇(会社名)のプレス」って答えるとなぜかモテるっていうのが、「プレス工あるある」だよな。え?違うって?
「プレス工」というお仕事をご存知ですか。プレス工とは一体どんなお仕事内容で、どんなものを作るか、やりがいや向いている人についてまとめました。
プレス工は、その名の通り「プレス機器」を使って金属の板を加工したり、決まった形に成型するお仕事です。一言にプレス機器と言っても「60tプレス機」や「80tプレス機」、「150tプレス機」などの種類があり、作るものによって使用する機械が変わります。例えば、小さいものだとカメラの部品、車のナンバープレートやマフラー、大きいものだと車のドアなどを作ります。
プレス工は、金属加工を行うすべての業種で活躍できます。例えば、自動車の小型~大型部品の製造工場、カメラの部品やファスナーなどの製造工場などがあります。金属加工といっても作るものによっては使用する金属や種類が異なります。更に形状によってもオペレーションが異なるため、作るものによってはやり方が大きく変わります。
プレス工は、何の変哲もない金属の板などをモノに変えていく仕事、いわば「モノづくり」のお仕事です。ゼロから作り上げる苦労はありますが、出来上がった時の達成感や、自分の手で作ったものが日本中、あるいは世界の人の役に立っているという満足感ややりがいを感じることができます。未経験からも始められる仕事ですが、仕事を任されるようになった時の充足感もプレス工のやりがいの1つです。
プレス工は、単純作業と言われがちな職種ですが、適度に体を動かしながら作業ができるので、全身を使いながら力仕事をするのは苦手だけど、机の前にじっと座って単純作業をするのも苦手という人はぴったりな仕事です。未経験からも始められる仕事で、集中力があれば若い人から50代くらいの人まで幅広い年齢層で活躍できるのがプレス工です。仕事を極めることで「職人」と呼ばれるほどの技術力を身につけることもできます。正社員としての雇用も多い職種なので、正社員として働きたい人にもおすすめです。