けっこうキツイ仕事が多いから若くて体力のあるヤツは重宝するけど、工場の仕事はそれだけじゃねぇからな。定年までだって仕事はできる。
工場で働いてみると、「きつい」「辛い」というイメージを抱かれているのではないでしょうか。夜勤がある工場勤務も多いですから、年をとっても続けられる仕事なのか気になりますよね。ですが、定年まで働ける工場は少なくありません。
一口に工場での仕事と言っても、ライン工や力仕事以外にも工場内での仕事はありますし、そもそも軽作業が中心の工場勤務なら体力的な不安もないでしょう。
工場勤務の求人を探すと、シニアでも応募可能な求人も見受けられます。定年まで続けたいなら軽作業が中心の工場を選択肢に入れるというのもひとつの作戦です。
また経験を積んでいき、管理業務やラインの監督業務などで活躍することもできますし、良識のある企業なら、定年間近の人に20代、30代同様の力や体力を必要とする勤務を求めることはありません。
夜勤や交替勤務は法的に年齢の上限はありませんから、定年まで続けることは可能です。ただ、若くても辛いと感じる人が多い夜勤や交替勤務。実際自分が定年まで続けられるのかは、やってみなければ分からないというのも現実でしょう。夜勤などが辛くて結局転職する人もいます。
そのため、工場勤務の仕事を定年まで続けられるかどうかは、しっかり体調管理、健康管理ができるかどうかでも決まってきます。
実際その工場が自分の定年まで継続するかどうかは実は分かりません。ですがなるべく転職せずに工場勤務を続けたいなら、「つぶれにくい」工場を選ぶことも大事です。そして正社員であることも、定年まで続けるためには重要な要素です。非正規雇用は契約更新されない可能性があります。
建前としては正社員であれ、非正規雇用であれ正当な理由のない雇い止めは禁じられていますが、仕事がなくなれば雇い続けることはできない正当な理由として、整理解雇の対象になりやすいでしょう。
工場勤務の仕事は力仕事以外にも軽作業などがあるので、定年まで仕事を続けることはできます。ただ自分の体が持たないのであれば当然続けられませんから、健康管理をしっかり行い、定年まで元気に働けるよう自分の体に気を使っていく必要があります。